杉並区での一人暮らしについて


皆さんこんにちは。入庁3年目区民課住民記録係の牛澤さくらと申します。

ブログのタイトルにもある通り、私からは杉並区での一人暮らしについてお伝えしたいと思います。就職を機に地方から上京をしようと考えている方・社会人になって一人暮らしをしようか迷われている方の参考になれば嬉しいです。

まず一人暮らしをする場所についてです。私の周りの職員を見てみると、中央線が通っていて交通の便が良い西荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺あたりに住んでいる人が多いです。杉並区役所の最寄駅は丸の内線南阿佐ケ谷駅なので、丸の内線沿いも人気です。

ちなみに杉並区の平均家賃(1K)は7〜7.5万円くらいらしいです。他区に比べると平均家賃は低いようですが、そもそも東京は家賃が高いので「家賃が安い区です!」とはあまり言えません。ですが特別区職員の場合、満27歳までは月々2万7千円の家賃補助が出るのでだいぶ助けられています。

また杉並区は商店街に活気があり、食料品が安く買えるお店が沢山あります。私の場合は食費が家賃の次くらいに大きな支出項目になってくるので、時間があるときは出来るだけ自炊をして切り詰めています。食料品店以外にも、雑貨屋・カフェ・古着屋等が並ぶ商店街もあり、休日に遊ぶ場所にも困りません。

私自身も今は区内で一人暮らしをしているのですが、以前は職場まで2時間弱かかる実家から毎朝5:00に起きて通勤していました。職場が遠いと帰るのが遅くなりますし、毎日出勤時間帯の混雑した中央線に揺られる生活はなかなか辛いものがありました。

特別区や市役所などで働く地方公務員には国家公務員のように転勤がないため、就職してから退職するまで40年くらい同じところで働くことになります。(図書館・福祉事務所等の出先機関に配属になることもありますが、異動先はほぼ区内にあります。)そのため通勤の便を考慮すると、就職した自治体かその近辺の自治体に長く住むことになると思います。

なのでもしも今、志望自治体をどこにしようか迷っている就活生の方がいたら「自分にとって暮らしやすい街はどこか?」という視点で志望自治体を絞るのもおすすめです。就職した自治体の近辺に住みながらこの先何十年も働き、様々なライフイベントを迎えることになる自分を想像することで、より後悔のない就職ができるのではないでしょうか?

写真は、先日同期に誕生日を祝ってもらった時の写真です。